「神社にお参りしてはいけない日っていつ?2023年の具体的な日付を知りたい!」
実は、神社にお参りしてはいけない日があるのをご存知ですか?
縁起が良くてお参りすると願いが叶いやすいと言われている日に対して、お参りしてはいけない日はどんな日なのでしょうか。
- 神社にお参りしてはいけない日ってどういう日?
- 2023年の神社にお参りしてはいけない日付はある?
- 神社にお参りすると良い日は?
など、神社によくお参りする方やこれからお参りを予定している方は、お参りしてはいけない日について知っておきたいですよね。
そこで、この記事では神社にお参りしてはいけない日をご紹介していきます。
2023年に神社にお参りしてはいけない日付も紹介するので、お参りの前にぜひ当記事をチェックしてみてください!
神社にお参りしてはいけない日はどんな日?【2023】
神社にお参りすると、気分が晴れやかになって心がシャキッとした気分になりますよね。
しかし、次の3日は神社にお参りしてはいけないと言われている日なので注意が必要です。
- 不成就日:何も成就しない日
- 鬼宿日:婚礼関係のお参りはNG
- 生理の日:血も穢れ(けがれ)とされている
日本には全国に大小さまざまな神社があり、基本的に神社は朝でも夜でも自由に参拝できるようになっています。
日頃の感謝の気持ちを神様に伝えたり、お願い事をしたりするときに神社を訪れてお参りする人も多いですよね。
神社によく行く人は、馴染みの神社やお気に入りの神社がある人もいるでしょう。
いつでも自分の好きなタイミングでお参りできるのが神社の良いところです。
しかしタイミングによってはお参りしてはいけない日もあるため注意しなくてはいけません。
お参りしてはいけない日・お参りすると良い日を確認しましょう!
不成就日:何も成就しない日
まず1つめは、不成就日(ふじょうじゅび)です。
不成就日とはその名の通り、お願いごとをしても何も成就しない日だといわれています。
旧暦において8日間ごとにありますので、月にだいたい3~4回来ることになります。
せっかく神社に行くのですから、お願いごとは成就したいものです。
この不成就日は神社でお願いごとをしてもあまり意味がないため、お参りするなら別の日にした方が良いですね。
また不成就日は結婚の入籍や子供の出生に関する手続き、引っ越しなどもおすすめできません。
不成就日が人生において重要なイベントに適していないとわかります。
2023年の不成就日に関しては後で詳しくご紹介しますので、普段の生活の中でも意識してみるといいかもしれませんね。
鬼宿日:婚礼関係のお参りはNG
また鬼宿日(きゆくび)という日も神社にお参りに行かない方がいいと言われています。
鬼宿日は「鬼」という字が入るため縁起が悪そうに見えますが、実は逆です。
鬼宿日は鬼が宿(家)の中にいる日なので、何も邪魔をしてこない日でとても縁起が良い日になります。
またお釈迦さまが生まれた日だという説もあるようです。
何かお祭ごとや催し事をするなら鬼宿日はおすすめの吉日とえいるでしょう。
ただし鬼宿日は婚礼関係のお参りで神社に行くのはNGです。
結婚は新しい家に入ることを意味しますが、家の中には鬼がいるため良くないと言われているからです。
確かに家の中に鬼がいる日に婚礼関係のお参りは良くないことが起こりそうですよね。
したがって、たとえば神社で結納や入籍に関するお参りや結婚式の段取りの話し合いなどは、鬼宿日を避けましょう。
相談などをするのも、別の吉日にすることをおすすめします。
生理の日:血も穢れ(けがれ)とされている
女性はほぼ毎月、生理が来ますね。
生理は、生命を繋いでいくための大切な体の現象ですが、実は古来から女性の生理の血も穢れ(けがれ)だとされています。
現代ではあり得ない考え方ですが、女性の体だけに起こる神秘的な現象だからこそ、このような言い伝えが残っているのでしょう。
生理を穢れだとする考え方は、日本だけでなくインドなどの仏教思想の海外でも残っています。
そのため少しでも思うところがある人は、生理の日は神社にお参りするのはやめた方がいいかもしれませんね。
もちろん生理の血が汚れだというのはただの迷信なので、気にならない人はお参りしても特に問題はありません。
ただし生理中は体調がデリケートになっていますので、長時間歩く参拝や猛暑日などは控えた方がいいケースもあります。
どうしても行きたい場合は、体調をよく考えて参拝してくださいね。
無理をしてまでお参りする必要はないので、生理が終わって体調がよくなってから行く方がいいかもしれません。
神社にお参りしてはいけない日はいつ?2023年の日付
神社にお参りしてはいけないとされている不成就日と鬼宿日について、2023年の日付を確認しておきましょう。
不成就日は8日間ごと、鬼宿日は旧暦で1ヶ月が28日間なので月に1回か2回あります。
神社にお参りするときは、不就労日と鬼宿日はやめておいた方がいいとされてるのです。
また女性の場合は生理の血を穢れ(けがれ)とする考え方があるため、気にする場合はお参りしないほうがいいでしょう。
分かりやすく次のようにまとめてみましたので、お参りに行く前にチェックしてみてください!
不成就日と鬼宿日(1月〜4月)
1月:不成就日5日(木)・13日(金)・21日(土)・24日(火) 鬼宿日6日(金)
2月:不成就日1日(水)・9日(木)・17日(金)・21日(火) 鬼宿日3日(金)
3月:不成就日1日(水)・9日(木)・17日(金)・23日(木)・31日(金) 鬼宿日3日(金)・31日(金)
4月:不成就日8日(土)・16日(日)・20日(木)・28日(金) 鬼宿日28日(金)
1月の不就労日は月に4日間、3月は5日間です。
鬼宿日は1月・2月・4月はそれぞれ月に1日間で3月だけ2日間ありますね。
不成就日と鬼宿日(5月〜8月)
5月:不成就日6日(土)・14日(日)・23日(火)・31日(水) 鬼宿日26日(金)
6月:不成就日8日(木)・16日(金)・22日(木)・30日(金) 鬼宿日23日(金)
7月:不成就日8日(土)・16日(日)・23日(日)・31日(月) 鬼宿日21日(金)
8月:不成就日8日(火)・18日(金)・26日(土) 鬼宿日18日(金)
5月・6月・8月は不就労日が月に4日間、8月だけ3日間あります。
鬼宿日はすべての月で1日間のみです。
不成就日と鬼宿日(9月〜12月)
9月:不成就日3日(日)・11日(月)・16日(土)・24日(日) 鬼宿日15日(金)
10月:不成就日2日(月)・10日(火)・15日(日)・23日(月)・31日(火)日鬼宿日13日(金)
11月:不成就日8日(水)・16日(木)・24日(金) 鬼宿日10日(金)
12月:不成就日2日(土)・10日(日)・17日(日)・25日(月) 鬼宿日8日(金)
9月・12月は不就労日は月に4日間で、10月が5日間、11日3日間です。
鬼宿日は1日間となっていますのでお参りの参考にしてください。
神社にお参りすると良い日は?参拝前にチェック!
次は神社にお参りすると良いと言われている日について確認していきましょう。
何かお願いごとをするときは、次の3つの吉日を選んでお参りするのがおすすめですよ!
- 一粒万倍日:何かを始めるのに最適な日
- 天赦日:年に5〜6回しかない最大の大吉日
- 神吉日:神事に関して吉日とされている日
それぞれ詳しくお話ししていきます。
一粒万倍日:何かを始めるのに最適な日
神社にお参りするといいと言われている吉日には、「一粒万倍日(いちりゅうまんび)」があります。
一粒万倍日は、「たった一粒の籾(もみ)が何万倍にもなって豊作になる」という意味があり、大変縁起が良い日です。
この日に神社にお参りをすると、小さな喜びを大きな喜びに変えてくれるご利益を授かることができるでしょう。
どうしても叶えたい願い事がある方は、一粒万倍日を選んでお参りするといいですね。
また普段の生活でも、新しい何かを始めるのにおすすめの日といわれています。
例えば入籍や結婚式などの慶事、起業なども特にこの日がふさわしいですね。
今の幸せをきっと何万倍にも大きく実らせることができますよ。
一粒万倍日は1ヶ月に4~6日間ほどあります。
ただしその一部は不成就日と同日になるため、神社にお参りするなら不成就日と重ならない日にした方が良いでしょう。
2023年の一粒万倍日は次の通りです。
出先で神社が合った時も、お参りできるようにカレンダーや手帳に書いておくといいですね。
(1月~4月)
1月:5日(木)・6日(水)・9日(月)・18日(水)・21日(土)・30日(月)
2月:2日(木)・5日(日)・12日(日)・17日(金)・24日(金)
3月:1日(水)・9日(木)・16日(木)・21日(火)・28日(火)
4月:2日(日)・12日(水)・15日(土)・不24日(月)・27日(木)
(5月~8月)
5月:9日(火)・10日(水)・21日(日)・22日(月)
6月:2日(金)・3日(土)・16日(金)・17日(土)・28日(水)・29日(木)
7月:11日(火)・14日(金)・23日(日)・26日(水)
8月:4日(金)・7日(月)・10日(木)・17日(木)・22日(火)・29日(火)
(9月~12月)
9月:3日(日)・11日(月)・18日(月)・23日(土)・30日(土)
10月:5日(木)・15日(日)・18日(水)・27日(金)・30日(月)
11月:11日(土)・12日(日)・23日(木)・24日(金)
12月:5日(火)・6日(水)・7日(木)・8日(金)・19日(火)・20日(水)・31日(日)
天赦日:年に5〜6回しかない最大の大吉日
1年の中で特に縁起が良い吉日と言われている「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」も神社にお参りすると良い日になります。
天赦日は「天がすべての行いを赦してくれる日」であり、何をしても上手くいく日です。
お店の新規開店、結婚式などを天赦日に行うと成功する、幸せになれると言われています。
天赦日は一粒万倍日よりも数が少なく、なんと1年に5~6日間しかありません。
また一粒万倍日と天赦日が重なる日を大吉日と言い、この日はさらに縁起が良いとされています。
宝くじを買うのにもいい日だといわれていますね。
2023年の天赦日は次の通りです。
残念ながら2023年は一粒万倍日と天赦日が重なる大吉日は終わってしまいましたが、年の後半にも天赦日はあります。
人生のイベントに関するお願いごとをしたいときの参考にしてみてください。
1月6日(金) ※一粒万倍日と重なる日
3月21日(火・祝) ※一粒万倍日と重なる日
6月5日(月)
8月4日(金)、18日(金) ※4日は一粒万倍日と重なる日
10月17日(火)
神吉日:神事に関して吉日とされている日
さらに、神社にお参りに行くなら神吉日(かみよしび・かみよしにち)もおすすめです。
この日は神社への参拝、祭礼の儀式、先祖のお墓参りなどに行くといいとされています。
つまり、神様やご先祖様の霊を身近に感じることができる日ということになりますね。
そのため、神社ではこの神吉日にさまざまな神事を行うところも多いのです。
神吉日は貴重な吉日である天赦日などと比べると回数が非常に多く、月の半数以上が当てはまります。
2日に1日は神吉日になりますので、少し意識しておくくらいで十分でしょう。
ただし神吉日には心や体を汚すような不浄な行いはするべきではありません。
常に清らかな心で、正しい行いをするように心がけましょう。
まとめ
神社にお参りしてはいけない日というのは意外とたくさんあり、次の日が代表的です。
- 不成就日:何も成就しない日
- 鬼宿日:婚礼関係のお参りはNG
- 生理の日:血も穢れ(けがれ)とされている
もちろん、あくまでも言い伝えなので絶対に悪いということはありません。
しかし、気になる方は少し意識しておくと良いかもしれません。
昔からの言い伝えや考え方を重んじる人は、縁起が良いと言われる一粒万倍日や天赦日などにお参りするのがおすすめです。
次の3つの日が「お参りにいい日」と覚えておいてください。
- 一粒万倍日:何かを始めるのに最適な日
- 天赦日:年に5〜6回しかない最大の大吉日
- 神吉日:神事に関して吉日とされている日
縁起のいい日悪い日をカレンダーや手帳にチェックしておくと、お参りの日が決めやすくなります。
神様からの大きなご利益を授かるためにも、縁起が良い日を選んでお参りしてみてください!